2012年12月15日

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板金設計のための精密板金豆知識 曲げ部変形 斜辺部分の曲げ加工について


 

斜辺部分の曲げ加工についてです。

写真のような形状の斜辺部分の曲げは、最小曲げ高さ以下

(板厚によって異なります)の部分は、寸法が出なかったり、

曲がらずにめくれや割れが発生してしまう場合があります。

 

 

 

 

 

 

このめくれが嫌な場合は、どうしたら良いのでしょうか?

 

 

 

 

 

解決策

 

①強度を問わないのであればスリットをいれる

 

②最小曲げ高さの部分に曲げ当てを付けておいて、後加工で切り落とす

 

③後加工で上からつぶす(下記写真参考)

 

 

 

などなどが考えられます。

もちろん、後加工の場合は、工程が増えるということに

なるためコストが大きくなります。

 

 

もし、機能的に、端まで斜辺部分がいらないのであれば

下記の写真のように垂直部分をつくることをオススメします。

(もう少しわかりやすい写真があれば良かったのですが・・・)

 

 

 

これですと、下の金型の溝にかかるので、寸法のズレも、

変形の心配もいらなくなり、安定した加工ができます。

ですので、垂直にする寸法は、下の金型の溝がかかる寸法ということになります。

(上の写真の逆からの写真を参考)

 

 

 

少しの板金設計の工夫で、コストが上がったり、下がったりします。

 そんな情報を今後とも発信していきたいと思っています。

 

 

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