2014年10月29日

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海内美和が専修大学で講義を担当しました


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10月21日、専修大学にて弊社代表海内美和が講義させていただきました。

同行した新人Yがレポートします。

 

2012年から講師を務めさせていただいている寄附講座での講義も今年で3回目です。

経済や経営を学ぶ学生を対象に、革新的な取り組みを行っている中小企業の経営者が

オムニバス形式で講義を担当する授業です。

 

 

 

 

 

講義はちょっとした数字のゲームから始まりました。

一見講義内容に関係ない単純なスピード勝負ですが、

実は法則があり、最後で気づいて挽回する人が続出しました。

 

 

 

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ウォーミングアップが終わったところで、ここから海内美和の怒涛の説明が始まります。

 

まずは精密板金加工について、産業分野の説明から製品、加工風景まで、

動画やネットの検索結果も交えながら解説しました。

 

 

 

講義のスライドは、リーマンショック後に危機を感じて実家の工場に戻ってきたものの、

精密板金について何も知らない状態だった美和が、

実際に経験した思考の過程に沿って作られています。

 

 

 

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海内工業の話に移ります。

 

四次元ポケットPROJECTなどの取り組みやメディアへの露出があっても、

変わらない下請け中小企業の現実があり、

特に海外の労働賃金を考えると「良いものを安く」という考えだけでは生き残れません。

 

一方で、海外では日本のものづくりの精度がまだ求められているという声があり、

これから伸びる産業分野(チャンス)もあります。

 

 

そこで、内部環境の強み(弱み)と外部環境の機会(脅威)を書き出して分析、

戦略を導き出します。

 

これを基に海内工業がこれまで取り組んできた、Webの活用や、

技術サンプルとしての名刺ケースの開発、先日紹介したCI戦略についても紹介しました。

 

 

 

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怒涛のインプットの後はアウトプットです。

実際に海内工業の営業戦略を考えてもらうワークショップを行いました。

グループで話し合ってもらい、結論を発表してもらいました。

 

精密板金という未知の世界の話に、短時間での説明のみ、

という状態からのワークにもかかわらず、

皆さんポイントを捉えて考えていて感心しました。

発表は、私達にとっても新しい気づきの得られる内容でした。

 

 

 

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講義はどうしても受け身になって、

客観的な理論や知識を得てお終いになりがちですが、

自分事として主観的に「感じて」、「考えて」、「行動する」ことを

グループワークを通じて、少しでも体感できたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

最後に紹介したTEDの「How to start a movement」というプレゼンテーションの動画を

ここにも貼っておきます。

 

 

 

 

今回の講義は、私にとっても、

改めて「行動し、切り拓いていくこと」の大切さを考える機会になりました。

 

 

講義をきっかけに、製造業や精密板金加工、そして海内工業に

興味を持ってくださる学生が増えたなら嬉しいです。

 

 

 

 

 

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永年内部のメカ部品を製作してきた技術力に自信があります

機構の部品などは高精度が必要で削りの部品が多くなりがちですが、

部品によっては、弊社の加工精度で、板金部品でも代替え可能になることもあります。

研究開発での製作物やロボットなどの少量生産の部品なども承っております

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