2012年11月22日
海内工業の精密板金技術サンプルも兼ねて製作した名刺ケース『CLIP』の説明です。
素材は、SUS304-cspの板厚0.3㎜になります。
ステンレスのバネ材ですね
CLIPは、このバネ材のブランク1枚から製作されています。
ステンレスのバネ材は、普通のステンレス鋼と比べて、スプリングバックが大きくなります。
(スプリングバックやバネ材については、後日記載します)
ですので、曲げ加工の難易度があがります。
今回の名刺ケースは、そのバネ材で、曲げ加工の中でも難易度の高いU曲げで加工しています。
写真では、わかりにくいですが、サイドは、外側が端面にのる形状になっております。
完成品は、マイクロスポットで、1打点溶接してますが、溶接がなくてもこの形状を保持しています。
(写真は、溶接無し)
更にその加工は、傷レスになっております。
名刺ケース「CLIP」は、シンプルな構造になっていますが、
そのシンプルさを実現するためにかなりの技術を要しています。
一度手に取ってみてもらえたらと思います^^
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