2012年10月16日

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板金豆知識 曲げコブについて


 

 

曲げコブとは?

 

曲げ加工の端面に発生する膨らみ
ボトミング加工で板厚の約0.15倍
コイニング加工で板厚の約0.12倍
膨らみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題??

 

2辺の交差する曲げ部分(箱形状など)は、この膨らみの部分が

干渉して角度が入りきらない場合があります。

写真は、交差してませんが、干渉しかけている例です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、曲げに近い穴やU穴に膨らみが干渉して

シャフトが入らなくなったりという問題が発生することがあります。

この写真は、シャフトが入る部分が離れていますが、小さな部品になればなるほど

曲げとシャフト通し部分が近づく可能性が高いため干渉の可能性が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単体部品以外でも、組み合わせの際に干渉し、ガタつきなどの原因になりますので

考慮が必要な場合もありますので、注意しましょう。

 

公差の入っている図面でも、この曲げの膨らみを考えずに公差を

入れてしまっている図面も見受けます。

こちらは、「曲げ膨らみは除く」など入れておくと加工者の作業も楽になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

解決策

 

こちらの解決策は、削る、または、展開時に逃げを作ること。

作業性を考えますと後者を絶対的におすすめします。

写真の■部分に逃げの穴をつける。

 

 

 

 

しかし、金型プレス化してしまっていると後加工でしか

対応できなくなってしまっている場合もあります。

これらは、試作、開発時に解決しておくべき問題だと感じています。

 

 

試作などは、少量生産ですので、量産時に関わらないからと

このような点を見落としてしまっていることがあるようです。

 

海内工業では、開発、試作時にこれらの問題が量産時に

発生しないように常に提案をしております。

 

精密板金加工のことなら是非おまかせください。

 

 

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