2020年6月1日

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板金部品のアルマイト処理に関して


 

アルミの表面処理のアルマイト処理に関してです。

 

写真は、根津孝太さんを中心に進めている板金ラジコンプロジェクト「BT&BST」になります。

 

アルミ(A5052)に着色アルマイトになっています。(赤、黒、白の三色のアルマイト)

 

 

 

 

 

 

アルミの表面の一つであるアルマイトですが、

 

工業製品で処理の依頼があるのは、白アルマイト(無色)と黒アルマイトになるかと思います。

 

写真は、ロボット部品へのアルマイト処理になります。

 

 

他、染色アルマイトと呼ばれる様々な色の表面にすることができます。

 

また、化学梨地やブラスト処理などで、艶消しの表面具合にできたり、

 

化学研磨を入れることで、艶を出すこともできます。

 

また、上記と色の濃淡で、様々な色を出すことが可能です。

 

 

 

 

 

赤アルマイト

 

右から、艶なし、通常、艶ありになります。

 

このように色のパターンをいくつか製作して、

 

表面処理の具合を打ち合わせしていくこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

赤アルマイト 紫アルマイト

 

こちらは、BT&BSTのプロジェクトで作っている部品です。

 

ホイールの部分になります。

 

 

 

 

 

 

青アルマイト

 

こちらは、以前メッキ屋さんのサンプルのために製作した物になります。

 

かわいいロボット型のサンプルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色アルマイト

 

艶ありの黄色と艶なしの黄色

艶のある無しで、印象がかなり変わります。

 

 

 

 

 

シャンパンゴールド

これは、化学研磨+薄い黄色アルマイトになります。

 

 

 

処理の掛け合わせで、様々な表面の具合が表現できます。

 

 

 

 

 

 

注意点

 

アルマイト処理を選ぶ、注意点としては、アルミの素地がそのまま出てしまうということだと考えています。

 

傷もそのまま出てしまう、むしろ目立って現れてしまうこともあります。

 

ですので、表面に出て美観の要するような部品にアルマイト処理をするのであれば、

 

一度外観のすり合わせを行うのが良いと考えています。

 

アルミの表面処理は、他にも塗装などもありますので、様々ご提案ができるかと考えています。

 

 

アルマイト処理のある板金部品でお困りのことがありましたら、一度ご相談ください。

 

 

 

 

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精密板金の設計などにお悩みの方は、下記の記事を参考にしていただけると幸いです。

 

 

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ステンレスのバネ材について

チタンの板金加工に関して

タップ加工、ネジ穴について

3次元CADを導入しました 

曲げの限界加工について 金型干渉編

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