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展示会出展に関して精密板金加工屋の「伝えたかったこと」「気をつけたこと」
第1回サムライモノフェスティバルに展示、登壇と参加させていただきました。
登壇の内容については、またレポートがあると思います。
今回は、展示会に参加する際に、伝えたかった点と気をつけた点を書きたいと思います。
今回展示を通じて、数多くの方とお話をさせていただきました。
特に今回は「IT×モノづくり」ということで異業種の方と多く話すことができました。
普段関わらない方々とお会いでき、刺激をいただくと共に、とても勉強になりました。
展示会で伝えたかったこと
多くの方に「精密板金加工について」知ってもらいたいなぁと思い
BRANCHさんと作った名刺ケースと箱を展示しました。
名刺ケースについては、いよいよFLIP、IDも販売モデルにまできまして、
3月4月とようやくリリースできそうです。
そして、「箱」
こちらは、見た目普通の板金加工した箱になります。
しかし、この箱、少し違います。
言って見れば「精密箱」です
隙間を0.03ミリ程度にしてあります
こちらは、板金ワークショップで製作している箱です
こちらは、フタと本体の隙間は、0.3㎜程度にしてあります。
この2つの箱を開け閉めしてもらうことで、精度の違いを感じてもらいました。
「精密箱」の方は、空気が動く感じが伝わったと思います。
一般的な筐体での寸法精度であれば、隙間0.3㎜の箱の方の寸法精度で良いかもしれません。
しかし、海内工業で製作している部品の多くは、外側の部品よりも
機械の内側で動く機構部品になります。
ですので、より精度が必要とされます。
板金という言葉のイメージは、
一般的な人ですと「自動車の修理」
エンジニアや設計の方でも、「あまり精度の出ないもの」
というのをよくお聞きします。
少しでもその誤解が解消されればと思っています。
展示会で気をつけたこと
人が納得するという時は、どんな時か?
今回は、これを考えて展示をし、お話をさせていただきました。
人が納得する時というのは、2つあるそうで
①論理的に納得する
②感情で納得する
この両方が成立する時に「心から納得」するそうです。
ロジック的に話をすること
実際に、触ってもらい、見てもらい、感じてもらうこと
この2つを織り交ぜて展示会ではお話させていただきました。
お会いした方々に、精密板金加工について伝わっていたら幸いです。
もしかしたら、当たり前のことかもしれませんが、今後とも意識していきたいなと感じています。
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