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板金豆知識 バリカエリ無き事について
精密板金のみならず
「バリカエリなき事」
の表記は非常に悩ましい問題だと感じます。
2004年3月に
JIS B 0051
「製図-部品のエッジ-用語及び指示方法」
JIS B 0721「機械加工部品のエッジ品質及びその等級」
というものが制定されていますが、
いまだに「バリ無きこと」「糸面取りのこと」など
極めて曖昧な表記が多いのは周知の事実ですね。。。
ここに書くのは海内工業の一つの基準です。
バリカエリなきことと表記されているのには、必ず理由があります。
(最近は、やみくもに、書かれてあることも多いようですが・・・)
要求される品質について見てみましょう。
触手部分の安全性の確保
オペレーターの方が触る部分、もしくはエンドユーザーさんが触る部分になります。
オペレーターさんが触る部分とエンドユーザーさんが
触る部分では仕上げ方は変わってくると思っています。
「触手部に付き、バリカエリ・シャープエッジ無きこと」
と表記の時は、エンドユーザーさんも触る
可能性があるのかなと予測したりしています。
このような表記のある時は加工前に問い合わせます。
場所によっては、加工後の仕上げができない可能性もありますので!
他の部材の保護
ケーブルやPt板が接触する部分等になります。
点線などで、ここの部分は、バリカエリなきことと
範囲指定されている場合が多いですね。
レーザー加工機の性能は優れてきているので、
バリ取りをしない加工メーカーが増えているとお聞きします。
しかし、このような保護面は、忘れずにひと手間が必要になります。
特に注意するのは、スプリング穴と呼ばれるバネの掛る部分になります。
図面によっては、SP穴などと表記されている場合もありますね。
この部分は、プレスやNCTでの加工などであれば、
ダレ面とカエリ面になるので、カエリ面のみの仕上げで済みますが
レーザー加工ですと、両面ともピン角になっていますので、
両面の仕上げが必要になります。
バネなどは、テンションがかかり、負荷をかける部品ですので、
接触部の仕上げに関しては注意が必要と言えます。
摺動部(しゅうどう)
シャフトなどが摺動する部分になります。
こちらは、スムーズに動くのかどうか、
現物での確認がたしかだと思います。
加工先としては、現物がなくてもシャフトのサイズ等を
伝えていただけると、とても助かります。
搬送面
媒体搬送面等がこちらにあたります。
海内工業は、金融関係の工業製品の製作に関わってきましたので、
「媒体搬送面に付き、バリカエリシャープエッジなきこと」
このような表記の図面を多くいただいています。
搬送面にカエリ等があり、引っ掛かり、ATMでお金が出てこない?
などと云う不良は、言語道断ですのでしっかり仕上げしています。
昔の資料では、15デニールのストッキングが引っ掛からないようにというのもありました。
写真は、まだ、その時のストッキングがあったので撮ってみました。
バリカエリなきことの基準は、メーカーや
加工先によって、マチマチで曖昧です。
一番は、品質のスリ合わせをきちんとすることだと思います。
そのための基準として、上に書いたことが
試作、開発、板金設計などの参考になれば幸いです。
板金豆知識まとめページ
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